ブロックチェーンと私たちの未来

キャリアデザイン

ブログご訪問ありがとうございます。

本日はブロックチェーンを勉強してきました。

素晴らしい頭脳の先生から、簡潔にわかりやすくご講義頂けてラッキーでした。

講師の先生、ありがとうございました。

今、仮想通貨が色々と話題ですが、

これはブロックチェーンというシステム上に存在しているということを皆さんご存知でしょうか。

私も本日勉強したばかりでうまく説明できませんが、

Tryしてみます。

☆現状のインターネットのシステムは、ざっくり3つにわけることができます

・フロントページ(Face bookやTwitterなど皆さんがみているWebページ)

・サーバー(物理的なサーバーと同時に、広義でプログラミングも含みます。

google adsenceがあなたの好みに合わせて広告を表示するのもプログラミングによるものです)

・データベース(AからBへ送金した事実、Zが楽天市場で買い物をした事実、Amyがブログを書いた事実などなど、様々なデータが蓄積・記録されていきます)

ブロックチェーンはこの中のサーバーとデータベースの部分にあたる

別種のシステムです。

フロントページ、サーバー、データベースの現状を

金融の例に落とし込んでみましょう。

例えばある都市銀行のシステムは、日々あらゆる送金・入出金のオペレーションを行っていますが

一つ一つの取引が、一回一回サーバーとやり取りをしています。

データをサーバにInputする、

サーバーというシステムがデーターを判断する、

サーバーがデータ処理後の情報をOutputする、

Input ➡ サーバー ➡ Output

これの繰り返しです。

サーバーが中心にあり、その裏にはデータベース(取引の記録)があるわけです。

サーバーは大変な負荷がかかっており、サーバーを含むシステム維持には膨大な費用がかかりますよね。

サーバーは絶対に止めることはできませんので、

複数のコピーが必要ですし、

何か一つ修正をしようとすると、億単位の費用がかかります。

システム全体を変える(銀行の統合・合併など)場合は、兆単位になるとか…

もちろんその費用は私たちの振込手数料等々からまかなわれるわけです。

もしくは、iTuneを例にとりましょう。

iTuneがプラットフォーム(仲介、サーバー的存在)となり、

ミュージシャン(所属事務所)は自分の楽曲の販売のためにiTuneへ登録し、ユーザーはそこから料金を払ってダウンロードします。

ミュージシャンは30%の手数料をとられるうえ、楽曲利用などの様々な規約はAppleが取り決めの権限をもっています。

☆ブロックチェーンは個人と個人が仲介(銀行等)なしにつながることができます

フランスに住んでいたころ、北アフリカからの移民の友人が何人かいましたが

彼らは自分の稼ぎをせっせと祖国の家族に仕送りをしていました。

日本にも中国やフィリピンから来た人が祖国の家族に送金していますよね。

その送金の際に移民が使う金融機関は10~14%の手数料をとっています。

が、ブロックチェーンのシステム上に乗せたアプリ的要素、例えばビットコインなどの仮想通貨をつかえば2%以下の手数料で同じことができるのです。

銀行という仲介を通さずに個人が直接金融取引ができるということです。

ミュージシャンもブロックチェーン上でSmart Contract簡易契約のシステムを利用することで直接個人がダウンロード&課金が可能になるのです。

☆ブロックチェーンと仮想通貨は別物

ブロックチェーンは

膨大に行われる取引データがおよそ10分ごとに一つのブロックとして

ひとまとめで認証されます。

そのブロックがいくつもつながってチェーンのようになっている、それがブロックチェーンです。

ブロック同士はシステム上に複数存在するマイナー(金脈を掘る者)によって

特殊なつなぎ合わせの作業がほどこされるのですが、

その方法が独自かつ非常に強固なもので、これをハッキングすることはほぼ不可能となります。

(う~ん、全部説明できなくて申し訳ないです。でも専門家の説明をきけば簡単に納得すると思います。余裕があれば後日加筆します)

ブロックチェーンのシステム自体は非常に安定的で安全なものです。

そのシステムの上に、仮想通貨というアプリのようなものが乗っかっている状態です。

ブロックチェーンというシステムが強固であっても、

ビットコインの構築自体の安全性はわかりません。

フラッシュクラッシュのような意味不明の一瞬暴落についてもまともな説明がされていません。

加えて、為替の動き方がオフィシャル通貨とは比べ物にならないもの激しく、

ハッキングがあったり、内部犯行による損失があったり、と不安要素が目白押しです。

これだけ大きな存在になったにも関わらず、

IMFの介入さえ受けない奇異の存在です。(当たり前ですが)

ジンバブエドルの暴落・消滅とは別次元の流通額なのに

どのような責任をとられるのかが、全く不明。

何かあれば国際金融に多大な影響を与えるにもかかわらず、です。

しかし、ブロックチェーンとビットコインは別物、ということを理解しなくてはいけません。

それはたとえば、

インターネット(ブロックチェーン)上に、メール(仮想通貨)というものがあり、

その中にGmail(ビットコイン)や、ヤフーメール(リップル)などが存在するという感覚です。

(厳密には違いますけど、感覚的には非常に似ています)

GmailやYahoo メールは安定したサービスを提供していますが、

ビットコインやリップル、その他の新興仮想通貨はまだ安定しておらず、

トラブルが続出、加えて為替変動が大きくて投機対象になっていたりとまだ課題が山積みです。

ただ、インターネットそのものは一つのシステムですから、Gmailやヤフーメールの安全性とは連動しません。

ブロックチェーンも同じです。

仮想通貨の問題でブロックチェーンに懐疑的な意見が散見していますが、ブロックチェーン自体は非常に安全で安定しています。

仮想通貨がダメだから、ブロックチェーンに問題がある、というのは、違いますね。

☆ドン・タプスコット氏の説明をご覧ください

もろ文系の私の説明ではわかりにくさ満載ですが、

未来学者ドン・タプスコット氏の解説をご覧ください。

とってもわかりやすいです。

Don Tapscott:ブロックチェーンはいかにお金と経済を変えるか

www.ted.com

久々にワクワクする動画でした。

ブロックチェーンを活用した、実用の代表格が仮想通貨なのでネガティブな要素が取り上げられがちですが、

ブロックチェーン自体は未来をよくする素晴らしいものだと思います。

仮想通貨は利点も多いですが、問題点も多すぎます。

ギャンブル要素満載ですね。

そして、2017年10月時点では儲かる地点にいることも事実です。

☆テクノロジーと無縁ですが未来が楽しみです

私は文系の人間ですので、こういったITテクノロジーは理解できないことがたくさんあります。

でも、今回ブロックチェーンの根幹を理解して、ますます未来が楽しみになってきました。

人間には、もっともっとできることがあるんですね。

ただひとつ、これらのテクノロジーを制御・発展させる際に

あらゆる問題が突きつけられると思います。

その際に、やはり人間は哲学に回帰するのではないでしょうか。

今日、ブロックチェーンの勉強会の最中、私の頭の中はずっとヘーゲルの精神現象学の存在が浮かびあがってきていました。

アリストテレスから派生した実存主義が

20世紀のサルトルに至って一時期アンガージュマンという社会との関係性に表出され、

サルトルの意志とは反して暴走してしまった事象がありました。

しかしこの問題は、時代は退行するけれどヘーゲルによってかなりの部分補完されています。

その点が、この転換点にダブります。

ネット起業家・実業家の家入一真さんがいうように、

30代以上にとっては「意志を持って接続するインターネット」は

すでに10代20代の間では「つねにそこにあるインターネット」に変貌しており、

その輪郭は消失しつつあります。

ブラウザから検索ツールを使ってWebページへ飛ぶ時代は終わりが見えつつあり、

スマホを手に取り直接アプリにつながる世界。

SNSで六次の隔たりがリアルに体感できるようになった今、

ブロックチェーンが私たちに与えてくれる恩恵は非常に大きいと考えられます。

でも、これについては、凡人は能動的に働きかけることはできません。

システムを理解して、そこから派生する恩恵をひたすら享受する、

享受しやすい状態にしておく、というだけですね。

わかりにくい説明で申し訳ない。

でも、ぜひブロックチェーンを多くの人に理解してもらいたいです。

弟妹達へ、未来は明るそうです。

心配しすぎず、自分のスキルを磨き、たくさんの経験を積みましょう。

変化が理解でき、変化を受容できる人であることが、最強のような気がします☆

あ~やっぱり文系なまとめ方になってしまいました!

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