みなさん、こんにちは。
現在、インターネットやスマホを使う生活が当たり前になっています。
私もPCとスマホに触れない日はありません。
若い方は子供の頃からスマホに慣れ親しんでいるのでしょうが、
昭和生まれの私が携帯電話を手にしたのは20代半ばだったんですよ。
1990年代の職場にネットはなく、ワープロで資料を作っていましたね、なつかしい。
貿易業を営む私にとっては、インターネットと携帯電話の普及は本当にすばらしい革新です。
10年早く生まれていたら、この恩恵を受けられず、
私は今のような人生を歩んでいないでしょう。
技術の進歩に、ただただ感謝しています。
☆ 20年前の貿易業は超ブラック?
☆ e-mailが私の安眠を実現
☆ 携帯電話でノマド実現
☆ Skype、WhatsAppでコスト削減
☆ 20年前の貿易業は超ブラック
当時の勤務先は少人数で、私は仕入れと営業の両方を担当していました。
朝9時出勤、帰りは22~23時頃というのが当たり前で、残業代は一切でませんでした。いわゆる、ブラックですよね。
なぜこんな働き方かというと、すべては取引先であるヨーロッパとの時差のせいです。
イタリアやフランスとは7~8時間の時差があり、日本が夕方になると、
ようやく欧州は始業時間になります。
当時は発注や交渉事はすべてFAXと国際電話で行っていました。
インターネットは存在していましたが、まだ欧州ではセキュリティの問題もあってあまり普及しておらず
e-mailを使っていない取引先が多かったため、毎日何十枚もFAXを送信していました。
FAXというのは時々誤送があったり、相手のFAX受信機によっては未達だったり、他の書類にまざって紛失したりと常に不確実性を含んでいたため、
重要案件はFAXのあと国際電話で担当者に確認するという作業が必要だったのです。
しかも、お国柄で仕事が遅く、日本時間19時-20時ごろには、その仕事も放りだして現地はランチタイムに入ってしまいます。
2時間ほど連絡が取れなくなるため、急ぎの案件の場合、私はいつも22時ごろまでひとりオフィスで待っていました。
当時から起業を考えていたので、待ち時間は簿記の勉強ができてちょうどよかったんですが、やっぱり「非効率だな~」とずっと不満でした。
☆ e-mailが私の安眠を実現
けれど、その後すぐe-mailがヨーロッパでも普及し始めました!
このころ、私の働き方が劇的に変わったのをよ~く覚えています。
FAXのように相手に届いたかどうかを確認する手間が一切なくなり、自宅でもメールがチェックできるようになり、
本当に仕事が楽になって、とてもとてもうれしかったです。
自宅で普通に食事をして、お風呂上りにメールをチェックすれば、その日のうちに返信できてしまいます。
睡眠時間が規則正しく十分とれるので、ものすごく仕事の効率があがりました!!
ただしですね、当時はダイヤルアップ接続で今のようなWIFI環境がなかったため、ネット接続費の個人負担はいつもすごく気を使っていました。
☆ 携帯電話でノマド実現
そして、私の仕事の仕方をもっと自由にしてくれたのが携帯電話です。
ネットよりもずっと早くに普及していましたが、本当にありがたいなと思ったのは、起業したあとです。
私はかなりの旅行好きなのですが、起業した後は時間をつくって海外にもよく遊びにいってました。
時差の問題は多少ありますけど、
携帯電話があれば世界中どこへでも転送されて、顧客と連絡がとれます。
ずっとオフィスにいなくても、旅先で仕事ができる、本当にできる!ということを体験した時、やっぱりすごいなと思いました。
ただ、日本からの転送電話費はこちらの負担なので、電話代はいつも請求金額にヒヤヒヤしていました。
多い時は7-8万円払っていましたね。
☆ Skype、WhatsAppでコスト削減
そしてさらに数年たって、今はスカイプで電話会議が可能ですし、WhatsAppで電話代も無料です。
私は日本の携帯電話(デュアルSIM)と、イタリアの携帯電話を持っていますが、この二つとポケットWIFIがあれば、それ以上の通信費はほとんどかかりません。
こんなに安い通信費で、すべてのやり取りが実現できるなんて、20年前は全く想像できませんでした。
これらのサービスがない時代に仕事をしていた私からみると、本当に今の技術は魔法のようです。
皆さんは、今お仕事していて不便だなと思うことがありますか?
多分それ、どなたかスゴイ実業家さんが近々解決してくれると思います。
次はやはりAIでしょうかね。
私は営業の補佐的AIを使いたいです。
顧客のニーズ分析と納品実績から、どのカテゴリーをもっと攻められるのか、効率的に理解したいです。
長く同じ仕事をしていると、どうも思考や分析のクセがついてしまうので、それを意識するための客観性としてのAI分析にも興味があります。
いつの世も、いろいろな問題がありますけど、こういった技術が生活や仕事を改善していることを目の当たりにすると、人間ってすごいなと感動します。
私は新しいテクノロジーを開発する能力はありませんが、
技術そのものの恩恵をうけ、いい仕事をして社会に還元していきたいです。
本当に開発してくれた方々に感謝!
未来を少し楽しみに、ますます頑張りたいと思います。
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