皆さん、こんにちは。
出張ネタが続いてすみません。
出張族の私は、国内もあちこちウロウロとしております。
地方企業のコンサルを半年単位で受けることがあり、そうなると半年間毎月通うことになります。
国内出張は、1回2~3日+気が向いたら週末観光、という感じです
で、今も仕事の関係で毎月ある地方都市に出張しています。
以前は6000~8000円位のビジネスホテルに泊まれていたのですが、最近はアジアからの観光客が多くて、1万円以下の宿はなかなか見つかりません。
運よくビジネスホテルのお部屋が予約できても、フロアにたいてい外国人観光客が何組か宿泊しており、
扉開けっ放しで廊下に座り込んで宴会、なんてことによく遭遇します。
そうなると耳栓があっても安眠できず、かなりつらい状況に。
そこで、民泊を利用しています。
☆ 民泊 賛否両論
☆ 民泊 間借り? 独立したマンションが主流
☆ 民泊 備品がそろっている
☆ インバウンド事業の可能性
☆ 民泊 賛否両論
現在民泊は賛否両論ですが、現状をみれば東京オリンピックとインバウンド事業拡大のためには、民泊は絶対に必要なビジネスです。
問題を起こしているのは、ルール無視&税金もきちんと納めない家主(外国人が多い)であって、
非常に真面目に民泊に取り組んでいる個人・法人はたくさんいます。
一時期、民泊が馬鹿みたいにすごく儲かる、という話になっていましたが、そうでもありません。
日本の民泊の価格自体とても低価格ですし、備品の費用や保険料、様々な手間を考えれば普通の賃貸よりも少しいい位の儲けかな、という家主さんが多いと思います。
それでも、空き家問題やオリンピック需要が現実として迫っているわけですから、
一刻も早く法整備をすすめるべきです。
民泊の問題は主に、ごみ、騒音、安全性ですよね。
まともな家主はごみ処理はコストをかけてきちんとルールを守っていますし、
今は部屋で騒音が一程度を超えると警告できるようなシステムもあります。
安全性も、まわりの住民に説明する等の具体的な行動があればずいぶん違います。
行政がもっと現実的なガイドラインをだして、一般の大家さんが悩む空室や、地方自治体が困っている空き家問題対策として
民泊が広く利用できるようにしてほしいと私は考えています。
☆ 民泊 間借り? 独立したマンションが主流
民泊物件は、出張族にとってたいへん魅力的です。
誰かの家に間借りすると勘違いしている人もいるようですが、
お部屋には3つの種類があります。
①ホストファミリーの家の中の1部屋を間借り
②シェアハウスのように宿泊者同士がキッチン・シャワー・トイレを共有
③完全に独立した住居(アパート、マンション、一戸建てほか)
そして、民泊物件の7割以上が③です。
普通のマンションに家電・WIFI・寝具が一通りそろっている状態で、カギをもらって完全に自分一人で使えるプライベート空間となります。
ホテルのフロントがないバージョンでしょうか。
家主さんはメール、電話、チャットで連絡がつくので、ヴァーチャル・フロントのような感じですね。
選び方のコツとして、
物件ごとについているレビューの中から、日本人のレビューを探して読んでください。
日本人が高評価であれば、清潔で安全な物件です。安心して使えます。
海外の方は、「清潔さ」の意味の度合がちがいますので、注意が必要かもしれません。
☆ 民泊 備品がそろっている
備品はかなりそろっていますよ。
ほとんどの民泊が常備しているもの:
冷蔵庫、電子レンジ、電子ケトル、ティーパック・コーヒー、
キッチン、台所洗剤、調理道具、食器、調味料、
ポケットWIFI、ハサミ・ペン・メモなどの文房具、
タオル、ティッシュペーパー、掃除機、掃除道具
ドライヤー、シャンプーリンス
これだけそろっていれば、自宅とほぼ変わらず過ごせます。
中には、ウェルカムドリンク&お菓子のほか、
洗濯機と洗剤が使えたり、アイロン、裁縫道具、複合機(コピー可)、デスクトップパソコンが置いてあるところも!
電子レンジや調理器具があるので、簡単な自炊も可能で、
電気ポットと共にお茶やコーヒーが用意されていることも多く、ホテルよりも快適に過ごせて、かなり格安です。
価格については、ホテルは需要が高まり値段があがりました。
例えば関西のアパホテルやヴィアインは数年前まで5000円~1万円で泊まれていましたが、今は1~2万円になっています。
民泊は現在4000円~8000円が主流です。
☆ インバウンド事業の可能性
あらゆる業界が斜陽となるなかで、これだけ外国人観光客が来日してくれているのは本当にありがたいことだと思います。
シャープが買収されて、東芝まで傾いて、人口は減る一方。日本の将来が不安になります。
そんな中、日本文化の素晴らしさを求めて来日してもらえるのはうれしいですよね。
まだまだ埋もれている伝統文化や、知られていない食文化がたくさんありますし、
リピーターの来日客は「体験」を求めています。
体験を含んだ宿泊ということになると、地方の農家さんや、伝統工芸の工房などとコラボした企画が成功しそうです。
タケノコ堀りとか、いいですねー!
ちなみに、イタリアはこの時期、トリュフ採り体験が人気です。
訓練犬と一緒に2時間ほど山を歩いてトリュフを採集、
ホストの家でトリュフについてミニ講義。
最後は、パスタに、オリーブオイルと塩コショウ、パルミジャーノチーズに
トリュフをたっぷりかけてみんなで乾杯♪
お土産にトリュフオイルを頂いて解散!
大人気です。
日本でも、こんな体験をたくさん提供できるといいですね。
私はこういったインバウンド事業の準備を進めているところです。
その為に、WEBの知識や、DFP他広告の種類、SEO対策などを学ばなくてはいけないなと思い、このブログをスタートしました。
助走期間のあいだに、ミニサイトもいくつか作ってみたいと思います。
ブログは「はてな」、ミニサイトはエックスサーバーとWord Pressで作るつもりですけど、すごく面白そうです。私でもできるのかな~
斜陽産業もあれば、これから見込みのあるビジネスもあります。視点をかえればいろいろなものが見えてきて、人生あきないですね。企画を考えるだけでワクワクしてきます。
業界選びに悩んでいる弟妹達へ、海外とつながるインバウンドビジネスも21世紀日本の成長産業の一つですネ。
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