こんにちは、ブログご訪問ありがとうございます。
先日社会的属性についてお話ししました。
サラリーマンであることを悲観する方が多いですが、「強み」もあります。
独立・転職を考えている方はぜひこの点を考慮しておきましょう。
先日は属性が住宅ローンにどう影響するか、および海外の不動産ローン事情をお話ししました。
本日は、属性とクレジットカードの関係についてお話しします。
☆ おさらい:社会的『属性』とは
☆ クレジットカード
☆ 事業をスタートする前に
☆ 海外では身分証明の意味もある
☆ おすすめのカードと使い方の注意点
☆ おさらい:社会的『属性』とは
みなさんが住宅ローンを組んだり、クレジットカードを契約する際、
金融機関はあなたの属性をもとに「信用調査」を行います。
属性とはかなり幅広い意味を持ちますが、ここでは社会的属性を指します。
これは、具体的には下記のような内容です。
● 社会的地位(一般会社員、会社役員、経営者、自営業者、派遣社員、フリーランス、アルバイト職員、無職など)
● 年収
● 年齢
● 家族構成(既婚・独身・子供)
● 勤務先
● 勤続年数
● 健康保険の種類
● 固定電話の有無
ほかにも細かい内容はいろいろありますが、およそこのような項目を社会的属性と考え、金融機関は住宅ローンやクレジットカードの審査をしています。
一度、ご自分の属性を客観的に見てみるとよいと思います。
☆ クレジットカード
クレジットとは「信用」という意味です。
実際、信用調査に通過しなければ、カードを発行してもらえません。
そして、これもやはり起業したばかりの高収入社長よりも、
一般サラリーマンのほうがダントツ審査に通りやすいのです。
現代の生活にクレジットカードは必需品ともいえます。
ポイント機能や海外保険付帯、ETC利用、電子マネー、公共料金引き落とし、空港ラウンジ利用など、幅広いサービスを提供していますから、自分のニーズに応じて2~3枚は持っておいたほうがよいでしょう。
借金癖のある方は、反対に1枚だけの保有にして、毎週末明細を確認するという習慣をつけたほうがよいです。
初めて持つ方も、自分が使った分を把握できるように、当初は毎週明細をチェックしましょう。何事も、最初に良い習慣をつけたほうがよいのです。
☆ 事業をスタートする前に
そして、将来独立したい、フリーランスになりたい、退職する予定だ、という方には
サラリーマン時代にクレジットカードを多めに作っておくことをお勧めします。
まず、サラリーマンという身分を失うと、クレジットカードの審査は非常に通りにくくなります。
日々の生活や海外旅行でクレジットカードがないことは非常に不便ですから、この点をよく考えておきましょう。
さらに、起業を考えている方は、10枚くらい保有してもいいと思います。よく勉強している方はもうご存知の情報ですね。
事業をスタートすると、資金繰りという問題と常に共存していくことになります。
十分に準備し、お客様を獲得し、売上がたっていても、期日に代金が入金されないという事態は多々あります。
単にお客様が忘れていることもあれば、支払いが遅れていることもあります。
4月末は、ゴールデンウィーク明けになってから振り込み手続きをする方もいます。
ですが、商売をスタートしてすぐの場合は、必ず月末に払わなくてはいけない案件が多数あるはずです。期日を守ることは信用でもありますから。
家賃や従業員の給料、その他多くの固定費は、期日にしっかり引き落とされます。
商売の口座で引き落としができない場合は、金融機関からの信用も大幅にさがります。
たった、1~5日の入金のずれが致命傷になる場合もあります。
そんな懸念が起業初期に起こった場合、クレジットカードのキャッシング枠で短期間資金を穴埋めする方法があります。
もちろん、これは起業初期の裏技で、3年以上たってそんなことをしているのはただの自転車操業でしかありません。
個人の方も緊急事態以外はキャッシングはしないように、自分の収入と支出をしっかり管理しましょう。
☆ 海外では身分証明の意味もある
海外ではクレジットカードはその名の通りあなたの「信用」を示すカードです。
あなたの身分証明の意味も持っています。
海外旅行の際はかならず2枚以上のクレジットカードを持っていきましょう。
日本では現金のほうが喜ばれることもありますが、海外では偽札を嫌がって「クレジットカードで払ってほしい」と言われることもあります。
クレジットカードの方が、現金よりも管理が(毎晩数えて金庫へ入れる手間、従業員から小銭を盗まれるリスク、計算間違えで多くお釣りを渡してしまうミス)楽ですので、需要が一気に高まります。
また、レンタカーを借りる際やホテル予約にもクレジットカードが必要。
日本のようにモラルが高い安全な国は世界でも珍しいわけで、海外では何をするにも保証がなければ予約は確定できません。
そして、海外旅行の際は必ず保険に入っておきましょう。
もしくは、海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っておくと便利です。
航空券をそのカードで支払うなどの条件を満たせば、無料でカバーされます。
私は以前、出張のたびに1万円以上の海外旅行保険をかけたり、
5万円で1年間有効の保険プログラムを利用していましたが、
今はクレジットカード付帯のものでまかなえています。
先日もドイツで急病になり大変でしたけれど、スムーズな病院予約ですぐ診察・治療・服薬で解決しました。
海外で盲腸の手術をすれば入院治療費は200万円です。
保険は出発前に必ず加入するか、海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っていきましょう。
☆ おすすめのカードと使い方の注意点
ここからは、おすすめのクレジットカードとプリペイドマネーカードを各1枚ご紹介します。
上記法人カードと下記2件はアフィリエイト・プログラムによるご紹介になりますので、気になる方はプライバシーポリシーをお読みください。
最後に注意点です。
初めてカードを作る方は、勤務先に在籍確認の電話がかかってくることを理解しておきましょう。会社の方もこの手順はわかっているので、特に怪しまれることはありません。何も心配ないです。
それから、クレジットカードの裏にある3ケタのセキュリティコードは絶対に他人に見られないようにしましょう。カード番号16桁とこのセキュリティコードの両方がわかればネットショッピングなどで悪用されてしまいます。
私は普段、マスキングテープを貼って隠しています。
海外用のクレカは油性マジックで塗りつぶして、下のほうに漢数字で記載しています。
最後に、自分の属性を一度理解して「強み」をみつけたら効果的に活用しましょう。
サラリーマンにもたくさんメリットがあります。何事も情報を持つというのは大切ですね。
将来独立したい弟妹達へ、サラリーマンのうちにできることを理解して実行しておきましょう。
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